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性感マッサージ、再び。

 がっかりした前回の性感マッサージ。

 けれども、まだ一人のセラピストしか知らないので、違うセラピストに行ってみようと予約してみました。

 予約当日。
 オートロックの玄関でインターホンを鳴らすと「あ!どうぞ!」と声がしました。

 これ後から思ったことですが、色んなルーム型の店舗で、無言で解錠ってよくやられます。
 自分が仕事で派遣されて行くときは、お客様が無言でも慣れましたが、やっぱり応対してもらった方が安心です。

 エレベーターを降りても扉は開かれてませんでしたので、またインターホンを鳴らします。

「あ、どうもどうも」

 背が高く、ひょろっとした感じの男性でした。

 部屋に入ると、なにやらカルテらしきものを抱えてらっしゃいます。

「初めまして、僕で大丈夫でしょうか?」
「え!いいけど、大丈夫じゃなかったらどうなるんでしょうか?」
「うーん、うちはチェンジっていうのがスタンバイしてるセラピストがいないので無理です。キャンセルして帰っていただくか、仕方ないので健全マッサージだけ受けて帰っていただくかですね」
「でも帰ってしまわれたら、お兄さん困るんじゃないですか?」
「そりゃ困るんですけど、仕方ないですよ」
「前のひとはそんなこと訊いてこなかったですよ」
「前も来られたことあるんですね」
「そうなんです」
「じゃあ前が、こういうのは初めて?」
「そうです」
「そうですか!うわー、緊張したんじゃないですか?でも、楽しめましたか?どうでしたか?いやそれは後で聞きます」
「はい(笑)」
「後でとか言ったけど、本当に僕で大丈夫ですか?」
「大丈夫です(笑)」
「性感もしていいですか?」
「はい、してください」

 この謙虚なセラピストさんは、第一印象も良く、真面目にやってる雰囲気がして、好印象でした。