レズビアン風俗を楽しく利用する。

 ボイ君と会うのが楽しくて何度も利用しました。
 正確にどのくらいの頻度や期間だったかは、もう覚えていません。
 1週間に1回も利用してないと思うので、「ハマった」と表現するのは、なんだか悪い気がします。



 私は当時、恋人がいませんでした。
 元々友達は少なかったけど、仕事ばかりして多忙にしてたから、数少ない友達と会う時間も減っていて。

 ボイ君のblogの更新をチェックすること、コメントへのお返事を待っていること、今度呼んだらなにをしようか考えること、今度会ったらなにを話そうか考えること、それから会うこと。
 色んなことが楽しみでした。


 そこまでアクティブな方ではないので、お食事やお茶かカラオケに付き合ってもらうことが多かったです。

 手を繋ぐことすらもほとんどしてないと思うけど、私自身が人目のつく場所でそれは望んでないし、ぐいぐいこないタイプで助かったくらいでした。

 ほんのときどき、気まぐれに人気のない道で手を繋いでみるとか、カラオケで膝枕をするとか、その程度のことが楽しかったです。



 ぐいぐいこないといえば、こちらのレズビアン風俗店は、連絡先交換が禁止されています。
 だから、営業は一切かけられません。
 それもかなり楽に利用できた一因だと思います。
(このときの私はまだ知らないのだけど、ホストクラブの営業はかなり激しいもの)



 ボイ君も、最初はそうでした。
 しかも、利用しているときだって、延長もねだってこないし、お金のかかる遊びに誘おうともしてこない。
 ねだられなくても、楽しくなっちゃったり好きになっちゃったりすると、自然と延長しちゃうもんなんだなー!と実感しました。
 予約するときは120分でいいやと思うのに、時間の終了が近づくとついつい「もうちょっと遊べる?」と訊いてしまったりしました。



 しかし、ボイ君も慣れてくると、
「ホテル行ってみたいんだけど……」と言ってくるようになりました。

 私はあまり、それは望んでいないので、そう伝えて断りました。



 別に誰とも性行為をしたくないセクシャリティの人間ではないのですが、どうもお金を払ってまで性行為をするのは抵抗がありました。

 お金を払ってデートするのに?という疑問を持たれるかもしれませんが、支払い金額も違いましたから。

 性的サービスを受けるためにいくらか上乗せするより、その金額分で少しいいレストランに入るとか、少し延長するとか、そちらの方がそのときの私には魅力的に思えていました。

 あと私自身が性風俗店がで働いていたので、「性行為は対価を得るもの、対価を払ってするものではない」と思っていたところも大きいかもしれません。



 それでも度々に言われると、なんだか(1回くらいはさせてあげた方がいいのかな?)と思えてきました。

 それほど自分の体に価値があるとは思っていないので、それゆえの上から発言ではないです。

 これからボイ君がレズ風俗で働いていくにあたって、場数を踏ませてあげた方がいいと思ったんです。(やっぱり上から。笑)



 意を決して、ラブホテルのコースで予約するとき、初めて「レズビアン風俗を利用する。」という実感がわきました。