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性感マッサージ、再び。3

「他に何か嫌なことされませんでしたか?」
「んー、なんか鼠径部やる時に雑にされて嫌でした」
「なるほど」
「でも、お兄さんは性感っぽい箇所も触ってこないし、そういう触り方もしてこなくていいですね」

「そういう触り方ってこんな感じですか?」

 きちんとしたマッサージからタッチが変わって、いわゆるアダムタッチのような手つきで背中をなぞられました。

 びっくりして、背筋がぞくっとしました。

「そういうことです」
「してほしいかもしれないけど、もうちょっと後でしますよ」

 このセラピストさんなりのやり方があるのだろうと思いました。
 他人にいいように任せてられるのってすごく楽なので、そのままおとなしくしています。

「そろそろ仰向けになりましょうか」

 タオルを剥ぎ、私が起き上がるのが見えないようにタオルでご自分の視界を遮ってくれていました。
 こういう気遣い、嬉しいです。

 タオル越しに仰向けになります。

「あー!ちょっと待って!」
「え?はい」

 まっすぐ背中を床につけて仰向けになると、乳が横に流れる流れる。
 自分が接客する側の時にはほとんどならない体勢です。
 どうしても乳が流れていくので、横向きに寝るとか、上体を起こすとか、そのような体勢ばかりしてます。

 前のセラピストさんの時は初めてだったのもあるし、そんなに気にしてなかったけど、今回は初めてではないため少し余裕がある分、気になってしまいました。

「あの、寝転ばないでもいいですか?」
「えっ、寝転ばないんですか?!」


      

性感マッサージ、再び。2

「じゃ、シャワーにご案内しますね!ここで服を脱いでボディソープは」
「わかりますよ(笑)」
「来たことありますもんね!じゃあ部屋で待ってます!」

 謙虚なセラピストさんはずっと慌てふためいてて、可愛かったです。

 シャワーを終えて、部屋に戻ります。

「寒くないですか?」
「寒くないけど、明るい」
「暗くしましょう!」

 部屋の照明をかなり落としてもらって、寝転がりました。

 さっきまでの慌てふためいた様子からは想像できなかったほど、マッサージがお上手でした。

「すごく気持ちいいですね」
「ありがとうございます。でも前のひとのほうが上手かったでしょ?」
「えっ?それはないですよ。こんなに丁寧にしてくれなかったし」
「前のときはどんな感じでしたか?」

 前回の顛末を話します。

「それであなたはイッたんですか?」
「イッてないですよ」
「そりゃそうですよね。もうそれはセラピスト側がお金を払うべきです。大変でしたね」

 優しい!

「ありがとう。ところでイクかイカないかってそんなに重要ですか?」
「イカなくて満足する方もいらっしゃるとは思いますが、イカないからもういいよって言ってくるひともちゃんとイカせたいです」

 真面目!

              

性感マッサージ、再び。

 がっかりした前回の性感マッサージ。

 けれども、まだ一人のセラピストしか知らないので、違うセラピストに行ってみようと予約してみました。

 予約当日。
 オートロックの玄関でインターホンを鳴らすと「あ!どうぞ!」と声がしました。

 これ後から思ったことですが、色んなルーム型の店舗で、無言で解錠ってよくやられます。
 自分が仕事で派遣されて行くときは、お客様が無言でも慣れましたが、やっぱり応対してもらった方が安心です。

 エレベーターを降りても扉は開かれてませんでしたので、またインターホンを鳴らします。

「あ、どうもどうも」

 背が高く、ひょろっとした感じの男性でした。

 部屋に入ると、なにやらカルテらしきものを抱えてらっしゃいます。

「初めまして、僕で大丈夫でしょうか?」
「え!いいけど、大丈夫じゃなかったらどうなるんでしょうか?」
「うーん、うちはチェンジっていうのがスタンバイしてるセラピストがいないので無理です。キャンセルして帰っていただくか、仕方ないので健全マッサージだけ受けて帰っていただくかですね」
「でも帰ってしまわれたら、お兄さん困るんじゃないですか?」
「そりゃ困るんですけど、仕方ないですよ」
「前のひとはそんなこと訊いてこなかったですよ」
「前も来られたことあるんですね」
「そうなんです」
「じゃあ前が、こういうのは初めて?」
「そうです」
「そうですか!うわー、緊張したんじゃないですか?でも、楽しめましたか?どうでしたか?いやそれは後で聞きます」
「はい(笑)」
「後でとか言ったけど、本当に僕で大丈夫ですか?」
「大丈夫です(笑)」
「性感もしていいですか?」
「はい、してください」

 この謙虚なセラピストさんは、第一印象も良く、真面目にやってる雰囲気がして、好印象でした。

      

性感マッサージに行ってみよう。3

 時間が経ってきて、 肌に当たる感触がジーパンの生地ではなく素肌になっていることに気が付きました。
 いつ脱いだんだろう。

「じゃあ上向きになってください」

 そう言われて、上を向いたらやはりパンツ一丁になったセラピストさんが。

「触って」と。

 え!?!?!?

 私が!?!?!?

 なんかしなきゃいけないの!?!?!?

 私は性感マッサージというのは、なにもしなくても気持ちよくしてくれるお店なのだろうと想像していました。

 それが私も気持ちよくなっていない段階で、奉仕しなくてはならないとは。

 びっくりしましたがとりあえずどうしたらいいのかもわからないので、触ります。

「舐めて」

 え!?!?!?

 舐めなきゃいけないの!?!?!?

 かなりびっくりしたけどやはりどうしたらいいのかわからなくて従いました。

「いれよっか」

 え!?!?!?

 濡れてないですが!?!?!?

 全く入れる意味がわからなくて、さすがに嫌だと思って断りました。

 自分が気持ちよくしてもらえると思って行ったので、想像と違ったのでがっかりしました。   

性感マッサージに行ってみよう。2

 リラクゼーションマッサージのお店を想像して来たのですが、部屋に入るとそこはブラックライトに照らされて、あやしい雰囲気でした。

 ソファに座り、お茶をいただきます。
 お支払いをして、少しお話。

「あなたは何歳ですか?」
「ないしょないしょ」
 たぶん30代半ばくらいの男性に見えますが、なぜかはぐらかされました。

 シャワーに促され、タオルと紙パンツを渡されます。
 シャワーはひとりで浴びました。
 通常のリラクゼーションマッサージのお店なら、紙パンツを履いたらガウンなど羽織りますが、そんなものはなかったので、濡れたバスタオルを巻いて部屋に戻ります。

「うつぶせに寝てください」
 言われて、床に敷かれた布団の上に寝転がります。
 巻いていまバスタオルをはだけられました。
 はだけられたけど、外してくれなかったので、冷たいんだけどな~、と思いました。
 しばらく待ってもマッサージが始まるだけで、濡れたバスタオルは外してくれないので、冷たいからとっていいか訊きました。

 マッサージは上手いとも下手とも言いきれず、ごく普通です。
 時々、股のあたりに手が当たります。その当たりかたが強くて、もうちょっとソフトなほうが気持ちいいなと感じました。
 それよりも、時々セラピストさんの髪の毛が肌に当たるのや、息遣いを感じて、ドキドキしました。        

性感マッサージに行ってみよう

 女性用の風俗って、すごく少ないです。

 最大手ジャンルとしたら、出張ホストじゃないでしょうか。
 でもこれはどこのお店も内容がいまいちぼんやりしています。

 あ、性感マッサージがある。
 これも内容はぼやかしてるので、最終的に何をするのかわからないけど、少なくともマッサージがあるってことだよね。
 というわけで、予約してみました。

 メールで予約すると、HP上では非公開だったお店の地図が送られてきました。
 普通のマンションの一室のようです。

 指定された時刻に、指定されたマンションの号室を鳴らす。
 なにも言われずに、解錠だけされます。
 えー、これ入ってくの? 嫌だなあ。
 HPで、プロフィールとかも公開されてないお店なんです。
 めちゃくちゃ怖い。

 でも、予約しちゃってるし。
 エレベーターで上がると、部屋の扉を開けて男のひとが立ってました。

「ここです」

 背が高くて、太くも細くもなくて、髪は短くなくて、ホストっぽい……?
 というか、若くはないから昔にホストしてたっぽい?という印象のひとでした。
                    

数年越しにオキニと会った。2

 そして、予定してた時刻にピンポーンと音がする。
 ドアを開けると、なんとなく顔の感じの変わったひとがいました。
 ああ、でもこのひとだなあ。懐かしい感じがします。

「えー!?久しぶりー?!びっくりしたー?!」
 とオーバーにびっくりしてくれてます。
 私の働いてる店なんかだと、予約したひとの名前や前回接客した日なんかも教えてくれるけど、そういうシステムないんでしょうか。
 まあそんなことどうでもいいか。

 なんとなく顔の感じが変わったのはお化粧を変えられたようでした。
 前はいかにも水商売っぽいお化粧だったけど、 昼職を経て落ち着いたご様子。

 すこし様子が変わられても、相変わらずキレイだよな~と思いました。

 それから、なにか、以前の距離感やノリが思い出せなくて、彼女はソファに座っているのに私はベッドに座って話しました。
 プレイしないのか訊かれたけど、それも要らないと言って、ずっとその距離でいました。
 プレイするしないは悩んでたけど、ここのボロいお風呂に行かせてまでしなくていいよな、と思ったので。

 久しぶりに話していると、このひとのこういうところが私のツボなんだろうなと思う箇所が沢山あり、思い出す作業が楽しかった。
 この日してくれた話もとても楽しかった。

「延長しようかな」と言うと、
「えっ!いいよ。あたしが時間ちょっと過ぎてから出てもいいんだし」
 って優しくされたのも嬉しかった。
 嬉しかったので、延長はしました。

 とてもとても楽しかったから、ありがとう!
 あなたが帰ってきてくれてよかったです。