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ニューハーフ風俗リトライ。3

 色々話してみようとは試みたけど、お互いの性自認とか性指向のことしか、会話が続くようなネタがありませんでした。



 彼女はタイで性転換する気持ちが強くあって、それをいつにしようか思案中ということでした。

 彼氏がほしい気持ちはあるけど、別に今はいなくても楽しいからいい。
 彼女はいたこともないし、これからもほしくないとのことでした。



 興味があってというよりは、話すことが本当になくて

「射精ってできるの?」
 と訊きました。

 ニューハーフ風俗の醍醐味のひとつです。



「できますよ~」
「でも1日何回も出ないでしょ」
「4回くらいなら出ますよ」
「えっめっちゃ元気だね!」
「そうなのー」
「わたしにも見せてくれるの?」
「え、見たいですか?」
「んー、じゃあ見たい!」
「えぇ……。じゃあ手伝ってもらえます? 乳首なめたりとか」
「そういうのは疲れるから、わたしはいないと思って勝手にやっててほしい」
「そんなんじゃやらない!ひとりでしてるの冷静に見られてるとかムカつくじゃん!」

 という会話をしていたら、時間となりました。



 帰り際、
「また呼んでくださいね~」
 と言ってハグしてくれたところだけが、ふれあった瞬間でした。

 
 きっと呼ぶ機会はないな、(たぶん怒られるというか既に出禁登録だろうから、)と思いました。

 言葉の選択を誤っていたので、訂正しております。すみません。
            

ニューハーフ風俗リトライ。2

「女性は利用できないんですよね」

 店員さんは、すごく困った様子でした。
 15分で到着すると言っていたので、もうきっとキャストさんは運んでこられてるところでしょうから、そりゃ困るはずです。

「違います」

「えっ?」

「よく言われるけど、違います」

「…………」

「…………」

 沈黙がめちゃくちゃ怖い。



「わかりました、もう着くとこらしいので、向かわせますね」

 店員さん、渋々~といった雰囲気でした。

 違うと言っても信じたわけじゃないのでしょうけど、埒が明かないので仕方なくでしょう。



 しばらくして、部屋のインターホンが鳴りました。

 会ってしまえばなんとかなるだろうと楽観的に考えていましたが、ここでふと不安がよぎります。

 キャストならいいけど、店員さんが来たら無理なんじゃ?
 ていうか、この感じだとめっちゃ怒られるぞ、と。

 しかし、もうインターホンも鳴ってそこにだれかしら訪ねてきてるわけですから、帰ってくれるのを待つわけにもいきません。



 意を決してドアを開けると、指名したキャストさんがいました。

 写メで見るより逞しかったけど、うれしい誤算です。(個人的な趣味です)
 わーい!と言いたいところをおさえて

「今日はご迷惑をおかけして、お呼び立てして申し訳ないです」

 まじめに謝りました。

「あー、やっぱ女のひとだったんですねえ。どうしよう。うーん。とりあえず上がっていい?足痛いし」

 どうぞどうぞ!よかった!高いヒールの靴であなたが疲れていて本当によかった!

 ソファにご案内します。

「ブログのファンだったもので、ずっと会ってみたかったんです。プレイなしおしゃべりだけでいいんですけど、ダメですか?」

「うーん、まあそれなら、仕方ないな」

 なんとかお店にインコールしてもらえました。
 ただ、普通のテンションや、普通の語句じゃなかった気がします。
 店側となんらかの合言葉を決めていたのかなと思います。



「じゃあ、なにしゃべりますか?先にしゃべってください」

「えっ?難しいな」

「でもしゃべりにきたんでしょ?」

 良く思われはしないだろうと思っていたけど、心に堪えるくらい風当たりがきつかったです。

ニューハーフ風俗リトライ。

 元々、人様のブログを読むのが好きでした。
 風俗嬢のブログは、写メも多くて、文才のあるひとも多くて、更新もマメだし、自分が働いてたお店の女の子のブログも色々読んでました。



 ニューハーフの風俗嬢はなぜかamebaでブログをしているひとが多かったです。

 私も一応IDを持っていたので、読者登録などしていると、フォローし返してくれたひともいました。

 そのフォローし返してくれたひとのなかに一際かわいいひとがいました。

 キャバっぽい感じもあるけど、ロリ系でかわいいです。
 ブログを読んでると、純女の友達がたくさんいるようでした。
 ニューハーフのなかには女嫌いなひともいますが、そうではないよね? とすこしほっとして、興味がわいてきました。



 HPを見ると、ここもメールで予約ができるようでしたので、さっそく指名してみることにしました。
 メールで予約をして、ホテルに向かいます。
 お部屋がとれたので、部屋番号を伝えて待ちます。



 するとなぜかホテルの内線が鳴りました。

「外線がかかってきておりますので、おつなぎしますね」

 嫌な予感がしました。

「御萩さまですか?」

「はい」

 なるべく低い声で手短に答えます。

「到着ですが予定通り15分後くらいになると思います」

「はい」

「ご指名は◯◯ちゃんでよろしかったですね」

「はい」

「…………」

「…………」


「お客さま、女性ですか?」

「!!!!」

 そりゃばれるよなー!
 ピンチです。

    

ニューハーフ風俗へ行こう。5

 私の申し出を快諾して、彼女は頑張ってくれました。

 でもあんまり何も感じなかった。
 動き方が下手だなと最初思って、いや違う固くないんだと理解しました。

 色々手を尽くしてみたけど、お互い不毛なまま感じてるフリをするのも疲れて、
「休憩しよっか」と言って終了。



 残念な結果といえばそうだけど、別に射精してほしいと思っていた訳ではないので、どうでもよかつた。

 今日の目的は一応達成されたということにしておこう、と思いました。



 私は風俗歴はもうこの時点でまあまあ長かったけど、ずっとデリヘルやホテヘルや店舗型ヘルスと、ひたすらヘルスからヘルスを漂っていました。

 だけど、このとき、いい年して初めてソープで働くことになっていました。

 しばらく特定の相手もいなかったので、久々にするのが見ず知らずのお客さんってきついなあと思ったし、ニューハーフの風俗嬢は頑張り屋さんが多くてすごいらしいと聞いてたので、行ってみようやってみように至りました。



 このときのお相手には一週間以内にリピート指名をして「早くない?」と驚かれました。

 それからなぜか、「友達になりますか?」と訊かれて友達になりました。



 ニューハーフ風俗の体験はまだあるので、しばらく書き続けます。         

ニューハーフ風俗へ行こう。4

 一緒におふろに入ったものの、なにもしてくれそうにないので、洗ってほしいとお願いしました。
 洗ってもらうと、手つきがぎこちない。

「いつもお客さんを洗ってあげてないの?」
「あなたが小さいからでしょ!」

 まあたしかに?
 でもわたしの体を洗ってくれようとするお客さんは、慣れた調子で屈んで洗ってくれてますけどね。
 自らすすんでやりだかるようなひとたちだから慣れてるだけか。

 シャワーを終えても、体を拭いてはくれません。
 わたしが思ってる風俗の基本プレイって間違っているの??
 お客さんを先に洗って流して、湯船に案内して、自分を洗って、お客さんを先に拭いてあげてから自分を拭いて。
 だからよく風邪引いたけど。



 ベッドに行って、いちゃいちゃしました。
 女の子になってから、女とするのは初めてらしくて、戸惑ってる様子が可愛かった。

「もし可能なら入れてほしい」とお願いしてみました。

 ニューハーフ風俗の醍醐味にアナルプレイ(お客さんがニューハーフに入れる)がありますが、逆アナ(その逆パターン)というのもあります。

 でもこのひとは話してるうちに
「男といるときのわたしは女だから、男×男の恋愛はわたしはできないし、立たないんだよね」
 というようなことを言ってました。

 それに勃起や射精に関してはホルモン治療の影響があるはずです。

 だから、ダメならまぁなしでいいやと思って、言うだけ言ってみました。

ニューハーフ風俗へ行こう。3

 とりあえずコースを120分にしようと決めました。

「えっ、長くない?」と微妙な表情をされました。



 どちらかといえばお話したかったので、長めにしてるんだけどなあ。
 やや凹みながら、このひとにとって嫌じゃなさそうな会話とは、と思いながら話します。



 わたしは、あなたって彼氏がいるの?女と付き合ったことある?とか。
 彼女は、どうして利用してみようと思ったの?バイなんだ?とか。

 いまから考えると、嫌な質問だったかもしれないけど、そういうことを話しました。
 お互い恋愛好きだったから、そういう話ばかりになったのかな?と思います。



 彼女はいま彼氏がいて、そのひとと付き合うまでは男性として生きてきたので、男性と付き合ったことはなかったそうです。

 ということは、今は女性とはセックスしたくないんだよね?と解釈しましたが

「プレイしたい?」と訊かれたので、
「できればしたい!」と言いました。

 びっくりされたけど、プレイしようということになり、一緒におふろに入りました。


※たとえ先にシャワー浴びてても、朝家で入ってから来てても、嬢が来たら一緒におふろに行きましょう。嫌われないために。         

ニューハーフ風俗へ行こう。2

 予約した時刻ぴったりに部屋のインターホンが鳴りました。

 ドキドキしながら、ドアを開けます。
(多くのホテルはこのように後から一人来る場合、フロントに電話して、オートロックの鍵をあけてもらう必要があります)



 ドアを開けると、指名したニューハーフの嬢が立ってました。
 思ってたより背が高くない。
 というかショーパブの、ハイヒール履いたニューハーフしか見たことないからそう思うだけか。

 

「ん? 部屋間違いかも。すみません」
「いえ、違います!いえそうじゃなくて、ここで合ってます!」
「えっ?そうなんですか?……中に何人かいらっしゃるんですか?」
「私一人なんですけど……」
「そか。じゃあとりあえず上がろうかな~」



 以前に、4Pの乱交現場に、なにも知らされずに派遣されたことがあるとのことでした。
 カップルがいてそこに派遣されたこともあるらしい。
 そういうの、ルール違反だと思いますけどね。キャストも怖いだろうし。(私が言うのも難ですが)



「とりあえずタバコいいですか?」

 ニューハーフ嬢さんは、ソファに座って煙草をふかしはじめました。

 私はどこから話そう? というか、このひとなんか、思ってたより落ち着いてる??? とちょっと戸惑いました。



「もしかして私のような客は結構いるんですか?」
「いやいや!初めてです。でもまあ危なくなさそうだからとりあえずいいかなと思って」